「山鹿灯篭祭り2025」が、今年も熊本県山鹿市で開催されます。
頭上に金灯籠を掲げて舞う幻想的な千人灯籠踊りや、約4000発の花火大会は、一生に一度は体験したい感動の連続です。
歴史あるこのお祭りは、約千年以上続く伝統と現代の賑わいが見事に融合。
さらに、会場周辺には情緒ある温泉ホテルやリーズナブルな宿泊施設が揃い、観光もグルメも満喫できます。
山鹿灯篭祭りの魅力やおすすめホテルを知って、2025年の夏を特別な思い出にしませんか?
山鹿灯篭祭り2025の場所や日程は?
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— くまモン【公式】 (@55_kumamon) July 14, 2025
山鹿灯籠祭り2023は、熊本県山鹿市の大宮公園を会場に、8月15日(火)と16日(水)の2日間にわたり開催されました。
このお祭りは、頭上に金灯籠を乗せた女性たちの優雅な踊りや、街中を灯りが彩る幻想的な雰囲気が魅力です。
初日の15日夕方6時半ごろからは、大宮神社の境内で「山鹿灯籠踊り保存会」による奉納踊りが披露され、祭りの幕が開きます。
見どころのひとつは、浴衣姿の女性たちが金灯籠を頭にのせ、約千人で舞う「千人灯籠踊り」。
その光景はまさに圧巻で、幻想的な世界へと誘ってくれます。
また、同日夜8時ごろからは菊池川河川敷で納涼花火大会も実施。
約4,000発もの花火が打ち上げられ、スターマインをはじめとする華やかな演出で夏の夜空を彩ります。
花火の打ち上げは午後8時から9時までの1時間。特に有料席は設けられていないため、良い場所で見たい方は早めの場所取りがおすすめです。
日程:2025年 8月15日(金)・16日(土)
会場:山鹿市街地一帯(「千人灯籠踊り」は山鹿小学校グラウンドにて)
メインイベントと見どころ
- 奉納灯籠の展示(8/15〜16)
町ごとに手作りされた灯籠が、神社や市中、参道に飾られ、夜の街並みに幻想的な光を灯します - 千人灯籠踊り(8月16日(土)夜)
日時:8月16日(土)20:00〜21:00予定(※18:30開場、19:00頃から子ども灯籠踊りや太鼓など)
会場:山鹿小学校グラウンド
内容:約千人が浴衣姿で頭に金灯籠を載せて「よへほ節」の調べにのせて舞う、祭り最大のクライマックスです。 - 特別観覧席のチケット(スタンド席など)は事前販売制で、一般席は ~4,000円〜(残少)とのこと。
納涼花火大会(8月15日 夜)
- 開催日:8月15日(金)
- 時間:20:00〜20:50頃予定(約4,000発打ち上げ)
- 会場:菊池川河川敷
- 備考:小雨決行/荒天中止。有料席あり(要確認)
山鹿灯篭祭り2025のアクセスは?
山鹿灯篭祭り2025の会場へのアクセス方法をご案内します。
山鹿市にはJRの駅がないため、最寄りの鉄道駅はJR新玉名駅となります。
新玉名駅から祭り会場まではおよそ17km離れているため、バスの利用が便利です。
新玉名駅からは「産交バス 山鹿温泉行き」に乗車し、約50分ほどで山鹿バスセンターに到着します。
バスセンターから会場までは徒歩で約10分ほどです。
自家用車でお越しの場合、九州自動車道の菊水インターチェンジから約15分で到着できます。
また、福岡方面や熊本方面からお越しの方は、国道3号線を山鹿市方面へ進むとスムーズです。
祭り期間中は有料の臨時駐車場が設けられており、山鹿中学校グラウンドには約1,900台分の駐車スペースが用意されています。駐車料金は1台800円です。
なお、当日は17時30分から22時30分まで交通規制が敷かれるため、早めの到着をおすすめします。
山鹿灯篭祭り2025の歴史
以下に「山鹿灯籠祭り」の歴史と背景をまとめました 。
起源:景行天皇の伝説(約1300〜2000年前)
第12代・景行天皇が九州巡幸中に菊池川流域の深い霧に遭遇。
それを見た山鹿の里人たちが松明(たいまつ)を掲げて道案内したと伝えられています。
これが山鹿灯籠祭りの起源とされています。
この松明はやがて大宮神社への献灯として行われ、室町時代には火から和紙製の「金灯籠」へと形を変えていきました。
室町~江戸時代:紙製灯籠と灯籠師の始まり
室町時代中期(15世紀後半)には、「紙灯籠」が作られ奉納される記録があります。
1486年頃には、紙灯籠を作って法要に献灯したとされる史料も残っています。
江戸時代になると、地元の富豪(旦那衆)が競うように豪華な灯籠の制作を依頼し、その結果、灯籠師の高度な技術が確立されました。
山鹿灯籠は木や釘を一切使わず、和紙と糊だけで精密に組み立てられる伝統技術で、国の伝統工芸品にも認定されています。
祭りとしての成立:昭和以降
燈籠を頭に掲げて踊る「灯籠踊り」が始まったのは昭和29年(1954年)、そして「千人灯籠踊り」は昭和32年(1957年)に始まりました。
地域の婦人会が中心となって1,000人の踊り手を結集したのが発端です。
現在でも「千人灯籠踊り」は祭りの最大の見どころであり、「よへほ節」の調べに乗せて浴衣姿の女性たちが金灯籠を頭に載せて舞います。
現代の祭り:奉納灯籠と灯籠舞の継承
毎年8月15・16日には、「奉納灯籠」が市内各所に展示され、最終的には「上がり燈籠」の神事として大宮神社へと運ばれます。
灯籠師は高度な技術を要し、一人前になるまで10年以上かかるとされます。
毎年4月には大宮神社で「灯籠制作開始祭」が行われ、その後、8月の祭りまで制作と準備が続きます。
また、山鹿灯籠は令和時代にも国の伝統工芸品に指定されており、山鹿の文化を象徴する存在です。
山鹿灯篭祭り2025の駐車場!
山鹿灯籠祭り2025の『駐車場』について、以下にわかりやすくまとめました!
駐車場の概要と利用のポイント
臨時有料駐車場
主に 菊池川河畔周辺に約2,000台 収容可能な臨時駐車場が設けられ、 1日1,000円 の料金で利用できます。
会場からは 徒歩10〜15分程度。
混雑が予想されるため、 なるべく早めの来場(午前〜昼ごろ) をおすすめします。
市街地にある駐車場(無料・有料)
豊前街道駐車場:無料で利用でき、祭り会場から徒歩2分。
ただし 23時には施錠される点にご注意ください。
温泉プラザ山鹿駐車場:有料(1時間100円程度)、会場から徒歩2分でアクセス良好。
その他にも 市役所駐車場・鹿本地域振興局駐車場 なども、一部利用可能です
その他の臨時駐車場
灘小学校グラウンドなど、周辺の複数の臨時駐車場も案内されています。
いずれも徒歩圏内で利用可能です。
一部には シャトルバスの運行もあるため、行き先確認もおすすめします。
混雑対策&利用時の注意点
交通規制:8月15日〜16日の間、特に 17:30〜22:30 は会場周辺で車両進入禁止となります。
駐車された後は徒歩移動となります。
早めの来場:臨時駐車場は昼以降に満車になる可能性が高いため、午前中〜昼前の到着が理想。
路上駐車や無断駐車は厳禁です。
駐車場の営業終了時間:無料スペース(豊前街道駐車場など)は 23時に施錠されるため、時間配分にご注意ください。
駐車場まとめ比較
駐車場 料金 台数目安 会場までの距離 特記事項
菊池川河畔周辺臨時駐車場 約1,000円/日 約2,000台 徒歩10〜15分 最も便利だが混雑しやすい
豊前街道駐車場(観光客用) 無料 限定 徒歩2分 23時施錠あり
温泉プラザ山鹿駐車場 100円/時程度 ‑ 徒歩2分 中心部から近く便利
灘小学校・市役所ほか臨時駐車場 約数百円〜 数百台 徒歩圏(数〜15分) シャトルバス利用も可能な場合あり
利用のコツ
- できるだけ午前中〜昼過ぎまでに到着しましょう。
- 無料または時間制限のある駐車場は、閉鎖時間なども確認してください。
- 混雑や交通規制に備え、徒歩やシャトルバスでの移動も想定しておきましょう。
- 公式サイトや現地案内を事前にチェックし、安全にお祭りをお楽しみください。
- さらに、バスや公共交通機関利用のルートやホテル周辺の駐車事情についても知りたい場合は、お気軽にご質問ください!
山鹿灯篭祭り2025のおすすめホテル!
山鹿灯篭祭り2025に訪れる際におすすめの宿泊先をいくつかご案内します。
山鹿温泉寿三(すみ)
舞台「チーム申 俺達の棲家」の聖地としても知られる山鹿温泉寿三は、掛け流しの展望風呂と料理自慢の和風旅館です。
落ち着いた雰囲気の中で、伝統的な温泉宿の情緒をたっぷり味わうことができ、ゆったりとくつろげる時間を過ごせます。
山鹿温泉 清流荘
「清流荘」は、品格漂う内装が魅力の和風旅館です。格式のある佇まいで、非日常の優雅なひと時を過ごしたい方にぴったり。
館内のアイスクリームも評判が良く、滞在中にぜひ味わってみてください。
山鹿温泉 富士ホテル
市の中心地に位置し、祭り会場へのアクセスが良い「富士ホテル」もおすすめのひとつです。
リーズナブルな価格帯で宿泊できるため、コストパフォーマンスを重視する方にもぴったり。
山鹿灯篭祭りを楽しみながら、心ゆくまで山鹿の街を満喫してみてはいかがでしょうか。
このように、山鹿灯篭祭りの際には、温泉情緒あふれる旅館や便利な立地のホテルなど、さまざまな宿泊施設があります。
ご旅行のスタイルに合わせて、ぜひお選びください。
まとめ!
山鹿灯篭祭りの魅力は、その長い歴史と、世代を超えて受け継がれてきた伝統の美しさにあります。
2025年も幻想的な踊りと迫力の花火大会が開催され、訪れる人々の心に深く刻まれることでしょう。
周辺のホテルや旅館も多彩で、祭りの余韻を温泉や美食とともに堪能できます。
事前に情報をチェックして、山鹿の夏を心ゆくまで味わい尽くしてください。
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